「貧乏脳」の人はどんな考え方をする?
2019.8/8(木)
静岡県での最高気温は32度
今日も暑かったですね。
さて今日のタイトルは『貧乏脳』です。
自ら貧乏脳になりたいという方はまずいない事でしょう。
貧乏脳からサヨナラするためには、よく貧乏脳を理解し、
『億万長者脳』に変えていかなければなりません。
貧乏脳にも億万長者脳にも
「好きなもの」
「嫌いなもの」
があります。
貧乏脳が好きなものはズバリ『買い物』です。消費が好きで、楽しくて仕方がないのです。
反対に無関心、無意識に嫌いなものが『投資』です。
貧乏脳の人が抱いている投資のイメージは
「損しそう」
「怖い」
「うまく行くはずがない」
というマイナスイメージや痛みを感じる情報ばかりに目がいくようです。
『消費が快感』で『投資が痛み』
『消費に積極的』で『投資に消極的』
これが貧乏脳の考え方です。
ボーナスが入ったら、自分へのご褒美に何を買おうかと考えるのも好きで、お金はみるみる減る一方です。他にも「みんなが持っていると自分も欲しくなる」というのも貧乏脳の考え方です。
こんな考え方ではいつまでたっても、経済的に豊かにはなれません。
そして『億万長者脳』はこの逆の考え方です。
『投資が快感』で『消費が痛み』
『投資に積極的』で『消費に消極的』
これが億万長者脳の考え方です。
もちろん最低限の物は買いますし、楽しみのためにお金は使います。けれども消費が好きなわけではありません。
「消費するくらいなら投資する」その方が快感ですし、
『投資こそ、豊かさを育てるための最良の手段であることを熟知しているからです』
寂しい時に、たくさん好きなものを食べて満腹になると幸せを感じることができます。でもそれはひとときだけで、空腹になるとまた寂しくなります。貧乏脳は消費すること自体、貧困気分の痛みどめになってしまっているのです。
再確認ですが貧乏脳の人は「投資に痛みを感じます」
『投資って、本当に返ってくるの?』
『投資はハイリスクしかない』
『いつかやってみたいけど、怖い』
『自分のお金を人に預けるのは抵抗がある』
なんてネガティブなことばかり考えます。
ところが億万長者は投資に対して積極的です。
『損したって構わない。何度も挑戦し、成功すればそれ以上のリターンがある!』
と考えています。
消費には消極的ではありますが、セミナーや読書、勉強、色々な成功者との出会いなどは自分への投資ですから、積極的に行います。
億万長者脳は自分の投資能力を上げるためにはお金も時間も使います。
たくさんの人が消費を好む理由はなんなのでしょうか?
それは
『ブランド品や高額な商品を持つことで、ちょっとしたお金持ち気分を味わいたいためです』
でも億万長者は、高級腕時計をはめたり、すごいスポーツカーを乗り回すことに誇りを感じているわけではありません。
なぜかというと「自分がお金を持っている」ということを、他のもの、例えば時計や高級車の置き換えてアピールする必要性を感じていないのです。
『消費によって得られるものより、家族と一緒に楽しい時間を過ごしたいとか、自分が成長するために何かをしたいというふうに、感情的な満足感を優先しているのです』
富裕層向けの高額商品というのは、本当の富裕層向けではなく
『お金持ちに見せたがる人』
に購入されることが多かったりします。
もちろん上質なものを味わうことはとっても有意義なことだと思います。
ただ上質なものを味わうためのお金をどこから出すかを考えることが大事なのです。
時間を提供し、お給料終えているだけでは限界がある!
ほとんどの方が仕事をするため、
『自分の時間』
を提供しています。
そこから税金、食費、家賃、医療費、娯楽費、交通費といった生活費を払っています。
つまりほとんどの人は、
『自分の時間を提供することで生活費を稼いでいる』のです。
『自分の時間を提供して一生懸命仕事をする』
すると
『自分の時間がなくなる』
そして
『時間がなくなるから、本当にやりたいことができなくなる』
これがほとんどの人のパターンです。
自由な時間を作るには生活費のために働かなくても収入が得られる状態を作っていくことが大事です。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
感情をコントロールして成功する
つい先日、とある社長さんの若い時の話を聞くことができました。
その話をシェアしたいと思います。
『感情の時代』
高度成長期、働く場所は盛んに有り、お金もたくさんもらえる時代がありました。
当時は
『豊かになること』=『やる気』
で稼ぐことができたそうです。
でも今は時代も変わり、年金問題や給料やボーナスが少ないと言いながらも、当時に比べたら便利なものが増え、それなりに豊かになっており、モノによる贅沢に憧れる人が少なくなってきていると言えます。
『自然体で生きたい』とフリーランスを目指す人も多くなり、好きなことで生きて行ける素晴らしさをSNSを通して伝える方も多いですね。
ワクワクするような、本当に幸せを感じる何かを見つけないと、モチベーションが保てなくなります。
日本では毎年約2万人の方が自殺をしているそうです。
ここ数年減少傾向にあるものの結構な数字です。
(2018年度の全国の自殺者は前年より723人減【2万598人】警察庁集計)
自殺理由の上位に来るのはなんでしょうか?
『自分の仕事に生きがいを感じられない』
この理由が結構多いのだそうです。
仕事に対するやる気の欠如が生きている価値と意味の不在になって、自らの命を絶とうと思うくらい無気力感が膨らんでしまう人がいる、ということです。
『やる気』=『感情』
日本人はあまり感情を表に出す文化が根付いてないため、感情を表面に出すことが苦手な人が多いと言われています。
昔は頭が良くて、計算が早い人が『良い人材』とされていたかもしれませんが、今ではスマホやパソコンが当たり前になり、どんなに物知りでも
『ヤフー』『グーグル』には到底かなわなくなりました。
高度成長期に比べて、求められる人材が変わってきたのです。
今、求められている人材は
『パソコンにはできない能力』
つまり
『感情をコントロールする能力』
が必要となるわけです。
日本はすでに十分豊かな国ですから「豊かになることだけ」「報酬を得ることだけ」ではやる気を起こすことは難しくなっています。
豊かになるよりも
『自分の個性を認められたい』
『自分にしかできないことをやりたい』
『人の役に立ちたい』
と思っている人が社会で求められるようになります。
パソコンみたいな人間になるな!
たった一度、人の話を聞いたり、本を読んだりしただけで、覚えたつもりや知っているつもりになっている人がたくさんいます。
でもそんな人に限って
『どういうことか説明して』
というと、いまいち曖昧だったり、肝心なところが抜けていたりするんです。
『頭で学んだことは90%以上忘れるようにできているのだそうです』
「頭」の中にはたくさんの情報が入っているので、全てのことを覚えることは難しく、必要のないものはなるべく減らそうとしてしまうのです。
6ヶ月未満の子供にお猿さんの写真を見せると、猿の顔が全て見分けがつくのだそうです。
でも私たち大人では見分けがつきません。なぜかというと
『ちょっとした違いなら同じ』
と見なすようになっているからです。
つまり「ちょっとした違いなら、忘れる」ようになっていて頭の容量を節約するためにグループ分けしているのです。
人間忘れるのが当たり前で、あまり自分の頭を過信しないほうがいいでしょう。
どんなに記憶力が良くてもハードディスクにはかなわないし、どんなに計算が早くてもパソコンにはかないません。
「頭」の能力が高いからといって成功するわけではないんです。
ホリエモンなんかもよく企業の社長は別に頭が良くて成功した訳ではないと言っています。
成功するためには
『行動できるか、できないか』
そして
『行動』するには十分な『感情』があるかどうかにかかっているのです。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
起業してわかった3つのこと
不動産屋を開業して色々なことを学びつつあります。
その中からみなさんのお役に立てればと
起業してたくさんのことを学びながら得た
3つのことを話していこうと思います。
【好きな分野をとことん伸ばす】
自分がもし、学校の先生だったとします。
教え子の成績は
・国語95点
・数学65点
・科学50点
・英語75点
・歴史40点
まずまずの成績ですが歴史が少し苦手なようです。
この時に一般的に考えると
「歴史の点数を伸ばすために歴史をもっと重点的に教えよう」
このような考えになると思います。
でもそうなると、この教え子は苦手で嫌いな歴史ばかりを勉強することになります。
嫌なことばかりやっていると、そのうち得意だった科目まで興味を失ったり、やる気が出な書くなる可能性もあります。
日本の教育はバランスを重視していますが、だからといって苦手科目ばかりをやらせていると、
「その人自身が平均70点くらい」
で小さくまとまってしまう場合があります。
苦手なことを克服することだけに力を注いだ結果
「好きなことを一生懸命やる」
ことを忘れてしまったら、非常にもったいありません。
もしかしたら「歴史は40点のままでもいいから、その代わり大好きな国語を一生懸命やって、200点に伸ばそう!」
という方が今の時代には良いのではないかと思います。
「何でも自分一人でできなければいけない」
ということはありません。
【苦手分野は人に任せる】
自分が「起業家」だったら「起業家に徹した方が良いでしょう。
全てのポジションを一人で完璧にこなす必要はありません。
どんどん新しいビジネスを始めたいのに、
「起業して終わりじゃなく、経営者としても、会社の利益を伸ばしていきたい」
などといって数字ばかり追いかけようとすると、途中でうまくいかなくなることもあります。
得意ではないところがあっても、それは克服しなくてもいいのではないでしょうか?
得意分野に特化して、あくまでも「起業家」であり続けるべきです。
「自分がどのタイプにいるかがわかったら、自分とは違うタイプにいる人と組めばいいのです」
そうやって苦手分野を補っていけば、成功の確率はより一層高くなるはずです。先ほど書いたように、
「どの教科も平均70点が集まった平凡なチーム」
よりも
「各教科だけ200点の特技を持ったスペシャリストのチーム」
の方が、はるかに成功しやすいとは思いませんか?
細かなことが好きなら「起業家」と組めばいいし、人前に出るのが苦手であれば、人気者と組めば成功する確率もあげられるでしょう。
自分のタイプに特化することで
「今までどうしてうまくいかなかったのか」
その原因が浮き彫りになって
「これからどうすればいいのか」
その答えが見えてくることでしょう。
「自分のビジネスタイプ」は「自分がどのビジネススタイルの要素を、どのくらい持っているか」を知り、それによって「自分にぴったりの仕事のスタイル」を発見したり、「ビジネスのチームをつくるとき、どういうタイプのパートナーが必要なのか」
を考える基準になります。
例えば、自分と同じビジネスタイプの人とは、話が盛り上がりやすいでしょう。考え方も共通点が多い。
逆に、自分とは正反対のビジネスタイプの人と話をすると、話が合わないどころか、「退屈」「信頼できない」「話があちこち飛ぶ」「説得力に欠ける」と思ったりすることになるでしょう。
でも実は多くの場合、ビジネスを「加速、拡大」するもっとも大きな力になるのが、「自分と正反対のビジネスタイプ」の人だったりします。
100万円を1000万円にしたいんだったら、まずは、自分が楽しめる仕事のスタイルを見つけることです。
そして、
「自分に不得意な分野があれば、それを得意とする仲間を見つけ、任せてしまえばいいのです。」
そして自分は
「自分が楽しむんだ!得意と感じる分野で能力を発揮するんだ!」
と割り切ってしまえばいいです。
その先にワクワクするような人生が待っています。
【自分のタイプがわかっていると無意識に成功できる】
どんなに一生懸命やろうとしてもうまくいかない人がいるかと思えば
「無意識」のうちに成功につながる行動をしている人もいます。
自分でもよくわからず、いつの間にか運が良くなってきて、いろんな人たちとの出会いがあり、「無意識」のうちに成功してしまう。
「こういう人と出会えたらいいのにな」と思っていたら出会えてしまう。私にも経験があります。
「無意識にしている行動が、いつしか成功を引き寄せる。」
これを「無意識の有能」と呼びます。
逆に「わかっているだけ」「知っているだけ」では何も変化は起こりませんし、どうすればうまくいくかわかって、意識的にそれをやって、たとえうまくいったとしても、予想外なことが起きた時に感情が揺さぶられてしまい、「知っているのに、失敗してしまう」ことがあります。
しかし、、、
成功者は違います。
予想外の出来事に直面しても、成功につながる行動を「無意識」にとることができます。
そして大抵の場合「無意識」のうちに成功してしまう人は、自分のキャラクターと進むべき方向性を知っています。
自分が
「起業家」なのか「交渉人」なのか
「開発者」なのか「経営者」なのか
「人気者」なのか「投資家」なのか
わかっていることが多いです。
だからこそ成功者から学ぶとすれば、自分がどのタイプに属するのか知ることは、とても重要なことなのです。
自分のキャラクターを知り、自分の特性を伸ばしていくことに集中すれば、その熱意を感じて、周りが応援してくれるようになります。
そして知らないうちに「変化」が起こり
「無意識」に成功を引き寄せることになるのです!
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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【2019最新】火災保険安くするならウェブクルー
「火災保険を選ぶ際、どのようなことに気をつければいいのでしょうか?」
不動産屋をやっているとよく受ける質問です。
住宅ローンを借りる際にも、火災保険の加入は義務付けられていることも多いため、避けては通れない道です。
そして火災保険といっても実際保証されるのは、火事の時だけでなく
・台風などで家屋が損壊する『風災』
・洪水や大雨などの『水災』
・大雪などの『雪災』
その他、落雷による火災などでも保証を受けることができますし、保証内容によっては自分や子供が誤って自宅の壁を壊してしまった場合でも受けられる保証もあります。
あと気になるのは保険料ですよね。
いくら内容の良い保証だからといっても高ければ家計を圧迫してしまいます。同じ保証内容でも保険会社によって保険料も違うため、しっかりとチェックしなければいけません。
家族のことをよく考え、必要な保証を見極めて保険を選びましょう。
そこで
『どこで探せば良いのかわからない』
という方におすすめの比較サイト1社をピックアップしましたのでぜひ使ってみてください。
私も不動産業をやる中で色々なサイトで保険を探しますが
ここが一番使いやすいです。
株式会社ウェブクルー
このサイトは
『火災保険』
『自動車保険』
『生命保険』
『バイク保険』
など、様々な保険に関する比較サイトを運営していて
ウェブサイトから簡単入力で一括見積もりができます。
【click⬇️】
不動産屋をやっていると銀行から勧められるがままに、高い手数料で火災保険に入ってしまっている方が多数います。確かに自分で探す手間はかかりませんが、今はネットで簡単に自分たちに合う保証内容の火災保険が簡単に探せますので
「面倒だ、、、」とは思わず自分で探してみましょう。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
家は買った方がいいのか?借りた方がいいのか?
『家は借りるよりも買った方が得』という方の意見
・家賃をいくら払っても自分のモノにはならない
・住宅ローンなら払い終えたら自分のモノになる
・資産になる
・老後の住まいになる
・好きなようにリフォームできる
と、こんな意見があります。
しかし、こうした考え方は時代遅れとなりつつあり、今ではマイホームを手に入れることが、必ずしも人生の幸福に繋がるとは限りません。
確かにバブルが弾けるまでは、家を買った方が得だったかもしれません。
地価も給料も物価も右肩上がりで上昇していた時ですから、買えば高く売れるという時代でした。
小さいマンションを買い、その後もう少し大きなマンションに買い替え、最後は庭付きの一戸建てに買い替える、ということもバブル期には、さほど難しいことではなかったようです。
しかしバブル崩壊後、状況は一変し、地価も物価も下がり、給料もそれまでのようには上がらなくなってしまいました。
それでも社員でいられるならまだマシで、リストラされる人がいたり、再就職に苦労する人が続出しました。
ほとんど使い捨てのような、派遣依存の企業も急増し、雇用の不安化が加速しました。
そして今デフレでローン金利は安くなったものの、いつクビになるかもわからない状況の中で、買った途端に2割は値下がりするマイホームを何千万ものローンを組んで買うのは、それまでとは比べものにならないほど大きなリスクを背負うことになります。
バブルが弾ける前であれば、極端な話、ローンが返せなくなれば売ればどうにかなりました。当時は買値より高く売れることも多々ありましたので、それをローン残債に当てれば済んだのです。
しかし今はそれも無理で、返済リスクが大きくなりました。
マイホームを買うことを検討する場合、まずは住宅市場をよく調査してから買うことが大切です。
その上で『どうせお金を払うなら借りるより買った方が得』
とされる理由を自分なりに考え、買うかどうかを判断しましょう。
【無料資料請求】東証マザーズ上場企業である株式会社シルバーライフ<9262>が運営するフランチャイズ店舗「まごころ弁当」と「配食のふれ愛」
『借りた方が得の根拠』
インターネットで不動産関係を検索すると、不動産業者の新築戸建てや新築マンションの情報ばかりが目立ち、借りた方が得という情報はあまり出回っていません。
賃貸の良さは
・多額の住宅ローンを抱えることがない
・古くなったり、調子が悪くなったものは契約内容にもよりますが、基本大家さんの出費で直してくれる。大掛かりなリフォームや改修工事の費用に頭を悩ませることはありません。
・固定資産税を払う必要性がない。相続税の心配もいらない。
・自由に住み替えができる。結婚、出産、転勤、転職、独立など、ライフスタイルによって自由に引っ越しができる。
・面倒な近所づきあいや管理組合の付き合いがない。
賃貸に良さは自由で身軽というところです。上記以外にも、稀な問題で、子供のいじめやご近所トラブルが起きた時もいざとなれば、引っ越しすることはできます。
持ち家では極端な話、隣に暴力団関係者が引っ越してきても、そう簡単に逃げ出すわけにはいきません。
『では借りる方が得か?』と聞かれれば、そうとも言い切れません。
物件のグレードや間取りのバリエーションなどは明らかに賃貸よりも分譲の方が優れていますし、リフォームなどの自由度も圧倒的に高いです。それから住宅ローン控除や贈与税の特典などの節税面での恩恵もあります。
マイホームを持つことで対照的信用が上がる人もいます。マンションや戸建てを購入することで家族の絆が深まったり、働く意欲が増したりする人もいることでしょう。
【最後に】
マイホームにしろ賃貸にしろ一長一短です。
これまで話してきたことを踏まえて
『やっぱり家族のためにマイホームが欲しい』
と思えば購入すればいいと思いますし
『いつでも住み替えのできる自由を確保しておきたい』
と思う方は賃貸を選ぶといいと思います。
そして家を買わない分、浮いたお金をしっかりと貯蓄と投資運用に回していくことです。いざとなれば夫婦2人の老後なら大きな家は必要なく、小さな中古マンションを買うのもいい選択だと思います。
それから今の親世代はほとんどが持ち家ですから、親がいるうちは賃貸に住み、亡くなったら家をもらう手段もあります。
私の知人で築100年以上経っている家をリフォームして、快適に生活している方もいます。新築で家を買うよりも比べ物にならないくらい安く、最近のリフォームの技術には驚かされます。
間違っても
『みんな買っているから』
『マスコミが買い時だと言っているから』
『親に早く買った方がいいと言われたから』
などの、周りの声に流されて購入することは絶対にダメです。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
不動産屋のぶっちゃげ話
若いうちから「家が欲しい」なんて贅沢だ
普段、家を売る立場の不動産屋がこんなこと言うと
「えっ!?」
と思われてしまうかもしれません。
「若いお客さんにもマイホーム購入を促していくのが仕事なんじゃないの?」
という声が聞こえてきそうです。
でもぶっちゃげた話、そう思います。
20代の若いサラリーマンからよくされる話で
両親から
「家賃なんていくら払っても自分のものにはならないんだから、なるべく早くマイホームを買ったほうがいい。そうすれば早く住宅ローンも終わって老後が楽になる。今なら少し援助もできるから」と、、、
でも私は一生に一度の買い物だからこそ慎重に考えるべきだと思います。
急いで買わなくてもいい理由はたくさんあります。
①20代では給料も安く、住宅ローンを払うだけの生活になってしまう恐れがあります。
②子供の人数の問題。その気が無くても子供が増える可能性はありますから、本当に必要な間取りの家が、早い段階で買えるでしょうか?
③人にもよりますが、主人が20代であれば、奥さんも同じ年代であることがほとんどでしょう。その奥さんが共働きをするかどうかで、家計も大きく変わります。
④20代ではどんな生き方をしたいのかまだ模索中の人も多いです。思い切って転職する際にマイホームは大きな足かせとなります。
⑤住まいについての知識や経験が少なく、どういう家が住みやすいのか、どういったところがメンテナンス、維持費がかかるのか、よくわかっておらず、ハウスメーカーに言われるがままにたくさんのオプションの付いたマイホームを買ってしまう方がいます。
他にも挙げればキリがありませんが、親御さんが言うことも間違っているわけではありません。親御さんの経験から住宅ローンは早く終わらせたほうがいい、という意見もよくわかります。
僕の中で特に心配なのは①と④についてです。
①の20代の頃は給料が安く、働く業界によってボーナスが出ない場合もあり、大きく計画が狂い、車もローン、家族旅行もカードローンとなっていきローン地獄にはまっていきます。
競売にかけられている住宅をネットで検索してみるとたまに築10年にも満たない物件が出ている時があります。様々な事情があるのでしょうが、こうならないためによく住宅ローンについてよく考えてみるべきです。
④については20代の時は、新たな挑戦をしてみたくなることもあるかもしれませんし、今やグローバル化で海外移住したくなることもあるかもしれません。
転勤で単身赴任などをする場合も、稼げる仕事、やりがいのある仕事なのであればいいのかもしれませんが、そんなに給料がいいわけでもなく、本当に好きな仕事でもないのに、住宅ローンのために家族と離れて仕事をしなければいけないという状況に、
「これでいいのか?」
と考える時もあるかもしれません。
そういった時に住宅ローンがあると人は守りに入りやすく、行動に移せないまま会社のいいなりになってしまうという方もいます。
欧米の場合は「ノンリコースローン」といって、万が一返済できなくなった場合、担保になっているマイホームを手放せば残りのローンは完済したことになります。
しかし日本の住宅ローンは「リコースローン」といってマイホームを手放してもローン残高があれば完済するまで払わなければいけないというルールになっています。
住宅ローンとは過酷なものなのです。
だからこそ不動産屋である私からアドバイスをすると、しっかりと計画を立て、余裕資金も作ってからマイホームを購入して、幸せに暮らして欲しいと願います。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
住宅ローンはこの3点に注意
住宅ローンにかかる諸費用には十分注意しなければなりません。
スーパーで買い物することとはワケが違います。
1保証料ってなんのためのお金?
2団体信用生命保険への加入は必須!
3火災保険への加入が義務付けられる
おすすめの投資セミナー
— レクシア不動産 (@rexsia_group) 2019年7月8日
【不動産投資】おすすめセミナー3選#不動産投資 #セミナー #不動産投資セミナー #セミナーおすすめ #不動産の流儀 #脱サラ #副業https://t.co/sUZ3yhnNZ8
1保証料ってなんのためのお金?
保証料とは住宅ローンを借りる際に保証会社に連帯保証の『保証人』になってもらうためのものです。
保証料は借入金額と返済期間によって異なり長期返済になるほど高くなります。またその支払い方式には、借入時に一括で支払う『外枠方式』とローン金利に上乗せして分割で払う『内枠方式』があります。
保証料の額は『外枠方式』で都市銀行の場合は
借入額100万円あたり
30年ローンで19137円ほどになります。
仮に2500万円の融資を受けると少なくみても
478425円
となります。
『内枠方式』では借入金利に0.2〜0.3%を上乗せするのが一般的です。
保証料の役割は、ローン利用者の返済が滞った際に保証会社が金融機関に弁済するためのものです。しかし、この場合でもローン利用者は返済義務が消滅したわけではなく、保証会社への返済義務は残ります。
つまりローン利用者にとっては支払先が金融機関から保証会社に変わるだけで、返済を続けていかなければなりません。
金融機関はリスクを回避する一方で、その費用をローン利用者自身が負担する仕組みとなっています。
借り手にとってはメリットのない保証ですが、こうしたことから最近では
【保証料不要】
で借入ができるネット銀行が注目されています。
団信への加入は必須!
団体信用生命保険料とは、ローン利用者が返済期間中に死亡または高度障害状態などの不測の事態が起きた場合、ローン利用者が被保険者となり、金融機関が保険会社より保険金を受け取るための費用です。
保証料の場合と違って、ローン利用者はローン残債務の返済を免除されます。金融機関ではこうしたリスクを回避するために、団信への加入は住宅ローン融資の必須条件となっています。
注「フラット35」などの一部例外があります。
最近では団信に加え、がんなどの【3大疾病保証特約】といったオプションも用意されていて、健康に不安のある方はこうした特約をつけるのも良い方法と思います。
火災保険への加入が義務付けられる
住宅ローンを借りるときには火災保険への加入が義務付けられます。
保険の目的は
【建物】
【家財】
ですが、火災、水災、盗難など、大切な住まいや家財、様々な危険が保証されます。
保険料は建物の構造や保険期間によって変わってきます。購入する住宅がマンションなのか木造の一戸建てなのか等によって違ってきます。
加入期間は基本、ローンが完済するまでですが、ローンが完済してもやめてしまうのは危険で、住まいを所有している間は保険を掛け続けているのが一般的です。
また日本は地震の多い国ですので、地震保険に加入することをお勧めします。
地震保険に加入していないと、地震によって火災が起きた場合、保険料支払いの対象にならない場合があるからです。
ですので地震保険は住宅ローンの借入時の義務ではありませんが、現在では多くの方が借入時に入るのが一般的です。
そのほかの注意ですが、「あれもこれも心配だ」といってオプションをたくさんつけてしまうとかなり高い保険料になり、家計を苦しめてしまいます。各保険の細かいプラン内容で、いらないものは弾いてなるべく安く済むように検討することが大切です。
私の場合はマンションの一階ですが、地盤が高いことから水災は入っていなかったり、家財もそんなに高級なものは家にはないため、営業マンから
「1000万円くらい入っておいたほうが、、、」
と言われましたが、結局300万円にしました。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。